6月8日開催
議員協議会時の在沖縄海兵隊の一部移転に関る報道問題についての報告(助役)
昨日、朝日新開に掲載された、「米国が、在沖縄海兵隊の一部を矢臼別演習場に移転させる構想を日本政府に打診していることが分かった。米国防総省が進める世界規模の米軍の再編を機に、在日米軍が自衛隊との一本化をさらにすすめ、効率化を図る狙いがあると見られる」と云う内容の報道については、別海町民はもとより、釧路根室管内あるいは広く道民に、不安や戸惑いと云うようなものが広がらぬようにとの観点から、町と致しまして、速やかにこの記事内容を確認すべく、昨日の朝9時に、町長自ら札幌防衛施設局の方に、「打診があったのか」、あるいは「どういうことが水面下で動いているのか」等、事実関係について伺うといった紹介を致しました。 札幌防衛施設局は、「現時点ではそれらの事を知りえないので、直ちに調査をして、町長の方に直接返事をする。」と言うことで、終日その連絡を待っていたところでございます。 今朝、9時48分に防衛施設局からの回答がございまして、国によれば、「ご指摘のような案のいずれについても、米側から提案を受けている事実はない。」また、「日米外務、防衛当局間の様々なレベルで、各種協議をされていることは承知しているが、その詳細な内容ついては、防衛施設庁としては承知していない。」と云う回答であります。 町と致しましても、確実な情報が無い現段階では、これ以上の詳しいコメントは出来ない訳でありますが、いずれに致しましても、別海町だけの事ではありませんで、いわゆる周辺3町、標茶町、厚岸町、浜中町、のこともありますので、「矢臼別演習場関係機関連絡会議」、これは座長が道副知事となっておりますが、こういった会議の中で、協議がされると云うふうに思っております。 以上が、現在の情報でございますので、議員各位にまず報告をさせて頂きます。 |